真冬日が続く年末。
クリスマス前の雪と比べ雪の量は少なく気温もさほど変わらないのに
何故か寒い。やはり湿った雪が降ったせいで体感的により寒い。
竹に付着した雪は落ちずにそのままのせいでズットしな垂れてる。
日の出はほぼ7時。朝5時半過ぎに起きても1時間は明るくなって来ない。
散歩まで約1時間モンジローを待たせる。
子供たちが冬休みに入ったせいか歩道の除雪がホトンドされてない。
足跡をなぞりながら進む朝の散歩。
今年のゴールデンウィーク中に近所の工房が閉まった。
地元名産の曲げわっぱを造ってた工房だ。
店主はかなりの高齢。自主廃業となったようだ。
後継ぎが居たのだが数年前に急死。聞いた話では脳溢血。
部屋の机でPC作業中に亡くなったようだ。
実は中学運動部の1つ下。
高校卒業後に関西方面で木工の修行の後20年前ほどに戻って親父さんと
一緒に曲げわっぱ制作に携わっていたようだ。
その後に俺も田舎に引っ込んだ際に見知った顔なので会えば挨拶くらいは
してたが、急に見かけなくなって急死の噂を聞いた。
店主はその後も仕事を続けていたが去年辺りから工房で作業をしてる
感じが無くなって来てるのは見てたが5月の連休中に工房から工作機械が
運び出されているところを見た。ほんの1日の作業だ。
その後数日は工房から細々したモノなどを整理してたが連休明けには
すっかり空に。秋口には売り家の看板が出てた。
1つの工房がそっと歴史の幕を下した。