夏の終わり。
マルの避妊手術の予約を入れてるが夕方、前もっての血液検査に出かけた。
その前に昼花火が上がってた。
最初はドッカで何かの行事の告知の音花火だなと思ってた。
病院では借りて来た猫のようにおとなしいマルだったが帰ったら
不満タラタラの様子でそそくさと俺を避け始めた。
雨が多い8月だったが今も続いてる。
散歩に出向いても乾いた草むらが少なくてモンジローが機嫌の良い時の
草むらゴロゴロが出来る場所が少ない。
仔ニャンコ達はマルニが居なくなったのは知ってるのか、俺に気を使ってる
感じがする。
俺に一番懐いた感じでいつも部屋で屯ってたが、マルニが里子に出てからは
各子が部屋の出入りが多い。特にマロが甘えてくる回数が増えた。
マロは一番小さく生まれてきたが♂のせいかグングン成長して今は
身体が一番小さいのはサンスケに成った。
それとヤンチャ具合が一番でイタズラ具合が大変だが何故かモンジローには
一切おくびを見せない子でモンジローによく尻の匂いを嗅がれてる。
マルニが里子に出て少しペットロスに似た感じに成ってしまったので
里親探しのポスターの改変ではマロは募集停止にして家の子にする事にした。
もっとも、クロスケもサンスケも個性豊かで可愛いのだが。
マルの病院帰り後にモンジローの夕方散歩、みんなの夕食を出して晩酌に。
晩酌終盤に外で遠くの破裂音。
あれ?もしかしてと思ったら大文字焼きと花火が始まったらしい。
コロナ過で中止が続いてた大文字焼きと花火が再開するはずだった今年。
盆前の大雨で延期が告知されてたがいつになったかは知らずに居たので
夜散歩でモンジローを連れて外に出た。
半世紀過ぎたくらいの行事だが俺的には子供のころから在る行事。
夏のお盆の風物だが、本家的な京都の五山送り火とは格が違い過ぎる。
増してや数年前にリチャード・ギア主演のハリウッド版忠犬ハチ公の
映画公開の際に犬文字にしてしまい格が最低ランクに。
発案者もそうだがそれを受け入れる実行委員会。知性と教養が疑われる。
地元の大文字は送り火ではなくてただの観光行事なのは明白になった。