朝起きて、いつもポンタが居るはずの場所に向かって「おはよう」
出かける際に「ポンタ、行ってくるからな。留守番してろ」
帰ってきたら「ただいま」
寝る際に「ポンタ、電気消すぞ」
未だにフッと言葉に出る。
朝、コーヒー淹れてトースト焼いたらトーストの
カリカリの耳一片を薄く切ってポンタ用。
食材買い出しの際は、これポンタ食えるかな?と。
酒のつまみ作ってる際に刺身の端っこをつい取り分ける。
十年来で付いたクセは暫く治らないんだろうな。
まだまだ時折、目頭が熱くなる。
ポンタの遺骨の方を向いて
「な、ポンタ…」と口走る自分が居るよ。
ポンタの遺品整理をしたつもりでいたが、肝心な物。
ある意味、ポンタが一番に愛用した品物を忘れてたよ。
放熱板。2個在る。
腹ばいで寝てて、いい加減冷たさが無くなると
もう一枚の方に移動するのが毎度の事だった。
で、それが冷たくなくなったら元の場所に。
真夏なんかウィンドクーラーの一番効く場所に1日中寝てたなぁ。
プールを用意してやったら夏場は楽しみにしてたみたいだったなぁ。